THE FLOWEの花のある暮らし

9月のBasic class終わりました

9月のBasic classは全クラス無事終了しました。
ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。

今月から通常通りのフレッシュのお花のレッスンに戻り
1ヶ月を通して、
秋の気配につつまれた美しい花々をご紹介することができました。

写真は制作途中につき、
まだ完成品ではありませんが
今月作ったのはこちらのヴィクトリアンポーズィ―(ヴィクトリアンブーケ)。

ヴィクトリアンポーズィ―とは
遡ること イギリス ヴィクトリア時代(1837~1901)から伝わる
伝統的のブーケのことで
同心円状のデザインが特徴です。

イギリスの歴史を感じてそれを再現する、
今月はなんとも感慨深いレッスンとなりました。

まずは歴史のお勉強からスタートです!
ヴィクトリア時代の生活背景をご紹介しつつ、
ブーケの由来や役割を理解していただき、
1850~1860年代の絵画や文献をご紹介することで
その時代に今回皆さんが作るものと同じ
ヴィクトリアンポーズィ―が存在していたことを
目で見て確認していただきました。

(レッスンにお越しになれなかった方は10月レッスンでご覧ください)

それでは実際に作ってみましょう♪
作り方はいくつかありますが
今回は現代式の簡単な作り方でチャレンジ!!!!!

皆さま、黙々と丁寧に作業を進め
沢山の秋の気配をまとう
それはそれは素敵なヴィクトリアンポーズィ―が完成しました。

完成が近づくにつれ、
テーブルの上が何だかどんどんかわいい空間になってゆくので
今月は思わず沢山写真を撮りました♡

・・・そうそう、そう言えば、
私は今月のレッスンのおかげで、
ずい分と前の、
遠~い記憶を思い出しました!

あれは25年程前のお誕生日、
たまたまパリで過ごしていた時のこと、
すみれ色のまぁるいお花の入った
まさにこの同心円のブーケをいただいたことがあるのです。

今思えば、あれはヴィクトリアンポーズィーだった訳なのですが、
なんと斬新なデザインだろうと思いつつ、
当時は
そんなデザインの存在などはつゆ知らず
ロープで固める作り方だったために
まずはロープをほいてみたりして。
数本ほど進んだところで、
いや、これはロープでくくったまま飾るものなのではないか?!
はっと気づきましたが時すでに遅し。
外側がごちゃっと残念な状態のまま
窓辺に飾ることとなってしまいました。

ああっ、でも、これはフランスはパリでの思い出。
今月作ったのはイギリス伝統のブーケでありまして・・・

・・・9月のウェルカムsweetsはこちらでした。
Rose Bakeryのショートブレットです。
イギリスにちなんだお菓子をご紹介したいなぁと思っていたのですが、

・Rose Bakeryはパリのお店
・Roseさんはイギリス人でご主人はフランス人
・Rose Bakeryの前身のお店はイギリスにあったそうで・・・

・・・イギリスとフランスが入り混じって
最終的になんだかややこしくなってまいりましたが
なにはともあれ、
またしても楽しい楽しい一か月となりました♡♡♡

皆さま、今月も誠にありがとうございました!!!


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