壽堂の黄金芋

暑い日続きますね
皆さまいかがお過ごしでしょうか

さてさて お話はがらりと変わりますが
私が生まれ育った(私の親とその親も）
お江戸 日本橋エリアには
長きに渡ってその味と雰囲気を守り この時代の今もなお
足を運ばないと手に入らないものが 色々あります

そんな色々なものの中から
7月のウェルカムスウィーツとして
日本橋人形町の壽堂”黄金芋”をご紹介してみました

一つの味が長く愛されるには理由があって
歴史あるものが持つゆるぎない安定感や時間をかけて醸し出された独自の雰囲気は
流行りのものや目新しいものには
到底真似することはできません

なんてことを言ってはみるものの

見た目は  渋～い感じのお菓子で
写真映えもしませんし
もしかしたら 今月お越しの皆さまの中には
「何、この茶色い物体は？」と思った方もいらっしゃるかと
少々 説明をしておきましょう

壽堂は
日本橋界隈の人であれば誰もが知っている
趣ある古き良き店構えの小さな和菓子店です

今回ご紹介したニッキに包まれた
”黄金芋”が代表的なお菓子ですが
ニッキの好みは分かれるところ

実は私もニッキというものは苦手で
幼い頃は食べず嫌いでした
ですがいつしか大人になって
その美味しさがわかるように
（でもやはり今でも他のお店のニッキは苦手です）

そんな訳で今月は
毎週 日本橋人形町の壽堂へ
その黄金芋を買い求めに行っていたのですが
なんと最終週の4週目
黄金芋のことをすっかり忘れ～

4週目の皆さまにはその経緯を
正直に白状しましたが・・・
 黄金芋をご用意することができず
自由が丘の”蜂の家”の豆どらをお出しすることになりました

それはそれで好きですが
日本橋で どら焼きと言えば
有名な 玉英堂やうさぎ屋がありますので
そちらはまた
4週目の皆さまへリベンジも兼ねまして
いつかのウェルカムスウィーツでご紹介できればと思います

幼い頃にはあまりにもそばにあり
当たり前すぎて
気づかなっかった馴染みの場所の魅力は
そこを離れて随分と時間が経ってから
気付いたり
もっと知りたくなったりするようですね

皆さまの場合はいかがでしょうか

皆さまの生まれ育ったところは
どんな場所で
どんな魅力的なものがあるのでしょう


■ウェルカムスイーツにつきまして
新型コロナウィルス感染防止策として
マスクをはずす機会を少しでも減らすため
個別包装のものをご用意しお持ち帰りいただいております
※お荷物となってしまう場合どうぞ気兼ねなくそのまま置いておいてくださいね

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