春の始まりの頃作った
こちらのミモザのリースを扉から外しました
そもそものこのリースの始まりは...
早春の頃
これから訪れる春が待ち遠しくて
ワクワクしながら
まだ花開く前のつぼみミモザと芽吹き枝で
大きなリースを作り
3月が始まった頃
満開のミモザを加えてお色直し
楽しみにしていた春の到来を知らせてくれました
その後 はそのまま
みんなに愛でてもらったり
太陽に照らされたり
雨に濡れたり
風に吹かれたりして
気づけば
4月の終わりる頃には琥珀色のリースに
いつの間にか
フレッシュだったあの時にはなかった
コクとか深みとか
そういったものがじわり滲み出て
より一層 魅力的になったように感じます
彼からしてみると
ただ置かれた場所にじっとしていただけですが
時間の経過と気候条件が経験となって
この素敵な雰囲気を醸し出すための大切な栄養素となったのでしょう
これはきっと 人間も同じで
それぞれの身の回りの出来事に無駄なことはなく
いいことも ちょっと都合の悪いことも
そのひとつひとつが 大切な栄養となってその人を形成してゆくのですよね
加えて私たち人間には植物たちにはない自由があり 自ら選択することができますから
その時どう考えどう行動したか
それもまたその人の大切な要素となってゆくのでしょうね
わたしたち いったいどんな仕上がりになるのでしょう???
出来ることならこのリースのように味わい深く魅力的な仕上がりになりたいものです